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「とどく」の辞書項目サンプル

「『つくる』の辞書項目サンプル」に続き、日本語基本語辞書の個別語を題材に「とどく」の用法について考察します。このゼミでは、特に「フレームネット」に基づく分析を行い、「とどく」の拡張的意味や人称制限など、多用な視点から「とどく」を観察。今後の課題を導き出します。

1. 「とどく」のアスペクト特性 [URL]

2011-11-29 18:24:52 ID:83

初回の講義では、外国人学習者にとって理解が難しいとされる「とどく」の基本的な意味を解説。特に「とどいている」の使用制限など、アスペクト特性について詳しく見ていきます。
(管理人)

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2. フレームによる分析(1) [URL]

2011-11-29 18:26:30 ID:84

「とどく」について、ここではCharles J. Fillmoreが提唱したという「フレームネット」を使って考えていきます。

それに先立ち、今回の講義ではまず、フレームネットの概念について、いくつかの具体例を交えて解説します。
(管理人)

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3. フレームによる分析(2) [URL]

2011-11-29 18:28:13 ID:85

前回の講義で説明した「フレームネット」に基づいて、「とどく」を分析。
「届く」が使用される文から、どんな状況が読み取れ、どんな行為をするべきかといったことを考察していきます。
(管理人)

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4. 「配達」の基本フレームと、「とどく」の拡張的意味 [URL]

2011-11-29 18:30:29 ID:86

「とどく」には、「配達」という基本フレームがあります。今回はその解説、およびそこから拡張した意味用法について触れます。
(管理人)

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5. 「配達」のフレームにおける「届く」の位置づけ(1) [URL]

2011-11-29 18:32:12 ID:87

前回説明した「配達」のフレームにおいて、「とどく」がどのように位置づけられるかを解説。その中で、格助詞や人間主語など、「とどく」の使用が制限されることなどを説明します。
(管理人)

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6. 「配達」のフレームにおける「届く」の位置づけ(2) [URL]

2011-11-29 18:34:15 ID:88

前回に続き、「配達」のフレームにおける「とどく」の位置づけを解説。配達の時間・状況、差出人について言及する場合や、届かなかった場合に「とどく」がどのような文で使用されるかを見ていきます。
(管理人)

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7. 「とどく」の関連語、慣用的表現 [URL]

2011-11-29 18:39:54 ID:90

今回は、「着く」「届ける」「出す」など、「とどく」の関連語や、「かゆいところに手が届く」のような慣用的な表現について触れます。また、後半では「届いたかくにんする」という、情報理解のフレームを取り上げ、「とどく」が内容理解まで含んでいる用法を紹介します。
(管理人)

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8. 「配達」フレームの拡張と、「とどく」の人称制限 [URL]

2011-11-29 18:41:23 ID:91

今回は「配達」のフレームを拡張した例として、「人」ではなく「会社」などの人間組織に対して「とどく」が使用できる例を紹介。
また後半では、「とどく」の人称制限について解説します。
(管理人)

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9. フレームと人称制限の関係 [URL]

2011-11-29 18:43:22 ID:92

「とどく」の「視点」と「焦点」について、フレームとの関係から説明。「視点保持者が到着の確認をする」という条件が必要なことから、人称制限とも関わりがあることについて触れます。
(管理人)

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10. 今後の課題 [URL]

2011-11-29 18:45:05 ID:93

フレームネットに基づく、これまでの「とどく」の分析を踏まえて、今後の課題を提示。「辞書として含まなければならない最低限の情報の確定」「結びつきうるフレームの記述を完成させる」などが挙げられています。
(管理人)

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